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何度死んでも面白い:九日(ナインソール)がソウルライクファンの心を掴む理由

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「また死んだ…」そう思った瞬間、もうあなたは次へのチャレンジを始めているはずだ。

九日(ナインソール)の真の魅力は、挫折の先にある成長だ。あなたは今日、このゲームを始めるべきか迷っているのかもしれないが、結論から言おう。面白さを保証します。

九日(ナインソール)とは

古代中国に端を発する宗教のひとつで、現代でも中国の人々の生活にさまざまな影響を与えている道教。本作は、その神話を下敷きにした独自のタオ(道教)パンクSF世界・新崑崙が舞台となっている。ゲームのオープニングは、主人公である猫のような顔をした謎の方士・羿(げい)が謎の人物によって崖から落とされ、巨大な植物の根に取り込まれる場面から始まっていく。
その後、羿は植物の根に守られて500年の間、眠り続けていたが、人々が住まう「桃花村」に暮らす少年・軒軒が鳴らした笛の音で意識を取り戻す。自分を助けてくれた軒軒と一緒に村で生活を始めた羿だったが、彼が体の自由を取り戻したある日、村に古代から伝わる祭事で軒軒が「供物」として選ばれたことでふたりの平穏な暮らしは終わりを告げる。
あらゆる厄災から人々を守るために行なわれてきた桃花村の祭事。それは村人を供物として、新崑崙を治める「太陽」と呼ばれる者たちに捧げる生贄の儀式だった。謎の祭壇を破壊して軒軒の命を救った羿は、広大な迷宮のような新崑崙の深層を探索し、自らの過去と向き合いながら9人の「太陽」のもとへと赴く……。

playstationBlogより引用

多くの人が勘違いしている。九日(ナインソール)は単なるSEKIROのパクリじゃない。これはフロムソフトウェア作品へのリスペクトとメトロイドヴァニア要素が融合した新たな進化系だ。

タイトルの「九日」という名前には、プレイヤーが何度も死と向き合いながら成長していく様子が表現されている。

九日(ナインソール)が教えてくれるのは、「弾き」を極める喜びと探索の醍醐味だ。

そして独特なアクションの一つである「呪符攻撃」だ。これは「弾き」のあとに有効的に使える攻撃アクションだ。

あなたもきっと最初の1時間で5回は死ぬだろう。でも、それが何だというのか?成長には痛みが伴う。誰もが最初から上手くいくわけではない。

引用:Playstation Japan

ソウルライクファンが虜になる理由は明確だ

あなたはソウルシリーズやSEKIROをプレイして、何度もコントローラーを投げ出したことがあるはずだ。それでも手が離せなかったのは、克服したときの快感を知っているからだろう。

九日(ナインソール)でも同じ体験ができる。

またこの作品は、マップを探索しながら新しい能力を獲得し、それまで到達できなかった場所へアクセスできるようになるメトロイドヴァニアの要素も持ち合わせている。

死と成長のサイクルは人生そのものを映し出している。失敗して学び、また挑戦する。九日(ナインソール)では、死亡時にエネルギーを失うが、死んだ場所に行けば取り返しに行ける。人生と違って、やり直しがきく。

弾きのタイミングを完璧に決めた瞬間の快感は、言葉では表現できない。画面上のエフェクトと音が脳内の報酬系を刺激し、あなたは「もう一度」と思わずにはいられなくなる。初めはほぼ成功しなかった弾きが、気づけば弾きがうまくなっている。それがこのゲームの中毒性だ。

剣劇弾きアクションが教える爽快感

敵の動きを読むのは、相手の意図を先読みし、最適な対応を選ぶ。

初見では理不尽に感じるボスの攻撃パターンも、5回、10回と挑戦するうちに「ああ、あの動きの後はこう来るのか」と気づく瞬間がある。人は観察し、学び、適応する生き物だということを、このゲームは教えてくれる。

プレイヤーの腕前こそが全てだ。レベル上げや装備集めも大事だが、それだけでは勝てない。あなた自身のスキルが向上しなければ先に進めない。最終的には自己研鑽と分析を怠らない人間だけだ。

プレイヤーの技術さえ向上すれば、低レベルでも強敵に打ち勝つことが可能。ここが面白いところだ。

高難度がもたらす達成感は何物にも代え難い

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African male gaming designer, working on a new video game, drawing character sheets in the studio

価値あるものは、簡単には手に入らない。

九日(ナインソール)は、3時間かけてもクリアできないボスがいる。挫折しそうになるだろう。でも、諦めなければ必ず勝てる。私自身、攻略途中ではあるが、理不尽に押しつぶされそうになったこともあった。しかし、ついに勝利した時の高揚感は忘れられない。

この達成感が面白さに直結していると確信している。

死は終わりではなく、学びの始まりだ。何度も同じ敵に挑むことで、パターンを体に刻み込む。最初は絶望的だった戦いが、いつの間にか余裕で勝てるようになる。これこそが、努力の結晶だ。

初心者へのアドバイスを一つ。全ての敵には必ず隙がある。弾きのタイミングを体で覚えよう。そして、自分のプレイスタイルに合った強化を選ぶべきだ。

忍耐こそが最強の武器だ。あなたは何度も死ぬ。それは当然のこと。でも、不思議なことに時間が経つと勝てるようになる。それは運じゃない。あなた自身が成長した証拠なんだ。

おすすめスキル

完全に個人的な見解ではあるが、おすすめのスキルは以下だ。

スキルおすすめ度理由
跳ね返し★★★★このスキルを取得しないと、残念ながら遠距離攻撃を弾くことができない。遠距離チクチク攻撃が邪魔になることが多々あるので、優先的に取得しよう。
瞬起★★★ぶっ飛ばされた時にすぐ立ち上がることができるスキル。このスキルがなかったことによって、タコ殴りにあったので必須スキル。ただ後ほどの取得でも良し。
乾坤剣★★★★★ストーリー上、手に入るスキル。溜め攻撃が非常に優秀。リーチ長、スタン有。立ち回りに組み込もう。
行雲流水★★★★敵の攻撃頻度が高く、呪符起爆が間に合わない場合が多々ある。その時は本スキルの出番。立ち回りが楽になるので非常におすすめ。

おわりに

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九日(ナインソール)はソウルライク好きな方におすすめできる2Dアクションゲームだ。

自身も攻略途中であるが、本当に面白く感じているので紹介のために執筆をしている。

今すぐ始めよう。そして一緒に攻略しよう。その先には達成感が待っている。

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