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転職でブラック企業に入らない!見分け方とやばい会社あるある5選

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転職した結果ブラック企業にあたってしまった。。そんなこと避けたいですよね?
求人情報に記載されている情報から読み取るポイント、面接時のチェックポイントなど、「やばい会社あるある5選」を通して、危険なサインを解説します。見落としがちな警告サインを理解し、効果的な事前調査方法を身につけることで、後悔のない転職を実現しましょう!

ブラック企業とは?転職前に知っておくべき特徴

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「ブラック企業」という言葉、よく耳にしますよね。でも具体的にどんな会社を指すのか、イメージだけで判断していませんか?特徴や定義は色々あるんです。「残業が多い会社=ブラック」くらいの単純なものでは推し量れません。実際はもっと複雑で、見分けるためには知識が必要です。
ここでは、転職前に知っておくべきブラック企業の特徴を、わかりやすくお伝えしますね。

ブラック企業の定義と実態

ブラック企業とはの主な定義は以下のものがあります。

  • 従業員の健康や権利を著しく損なうような労働環境がある
  • 残業代が満足に支払われない
  • 休日出勤が当たり前なのに代休がない
  • パワハラが日常的に行われる

「うちは若手が成長できる環境です!」、「チャレンジングな職場です!」なんて華やかな言葉の裏に、実はこうした問題が隠れていることも少なくないんですよね。「グローバルに活躍できる」という触れ込みであっても、蓋を開けてみたら実際は社員が次々と辞めていく状況で、早期退職に繋がってしまうこともあります。

ヒロ
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ちなみに私も職歴の中で1回だけ、ブラック企業にいたことがあります!
他の人に話しすると真っ黒すぎてびっくりされます笑

こうした事態を避けるためには、表面的な言葉だけではなく、複数の視点から会社を評価することが大切です。「この言葉の裏には何があるのかな?」と少し疑い深く見ることも、時には必要かもしれません。

業界別の傾向と見分け方

「この業界はブラックが多い」なんて話、聞いたことありませんか?確かに、IT・広告・飲食・小売・不動産などの業界は競争が激しく、ブラック企業が生まれやすい土壌があるんです。でも、同じ業界でも会社によって全然違うので、業界だけで判断するのはちょっと危険です。

例えば、「IT業界は残業が多い」と思われている方が多々いらっしゃると思いますが、ちゃんと残業管理がしっかりしている会社に転職すれば、より生活にゆとりができることも可能です。結局は個々の企業文化や経営方針が大きく影響するんですね。

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私の今働いている会社はIT系ではありますが、だいぶホワイトです。
どこを選んで働くかがとても重要ですね

ご存じの方が多いかもしれませんが、就職時および転職時に求人に記載されている言葉遣いでもおおよそ見分けることができます。

  • バリバリ働ける若手募集!
  • 入社祝い金30万円!
  • スタートアップで君も一緒に頑張ろう!
  • 急成長中!

やたらとキラキラした表現や異常に高い入社祝い金を提示している場合は、「なぜそこまでして人を集めたいんだろう?」と立ち止まって俯瞰した視点でみることが大切です。
また、社員の定着率が悪いという噂がある会社も要注意です。成長と社員の幸福度がバランスしているかどうかも、良い会社を見分ける重要なポイントだと思います。

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もちろん自分がどう成長していきたい!によってくるので
個々の選択肢にかかってきますね

転職時にブラック企業を見抜くためのチェックポイント

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Little boy tourist looking into the distance with binoculars through the thick grass

転職サイトを見ていると、どの企業も魅力的に見えてきますよね。「ここ、いいかも!」と思っても、なかなか表面からは見えてこない部分があります。少し立ち止まって調べてみると…。ここからは、求人情報の裏を読み解くコツをお伝えします。

求人票の怪しい表現と注意点

求人票って会社の良いところばかりが書かれているものですよね。でも、その言葉選びの中に隠されたメッセージがあるんです。例えばでお話すると、下記になります。

  • 精神的タフさが求められる ⇔ かなりのストレス環境です
  • 目標達成への熱意がある方 ⇔ 極端なノルマ設定やプレッシャーの強い環境を意味
  • 自主性を重んじる ⇔ 教育なしで放置される
  • 業務状況により変動あり ⇔ 残業がかなり多い
  • 繁忙期は残業あり ⇔ 一年中残業があることを示唆している可能性あり

裏を返せばこういった警告と受け止めることもできます。
仕事に前向きな姿勢は大切ですが、入社後に気づいて「しまった、、」となるよりは事前に調べておきたいところですね。
職務内容や勤務条件があいまいである記載も赤信号です。具体的な数字がない説明には、必ず質問してみましょう。「繁忙期とは具体的にいつ頃で、どのくらいの残業時間になりますか?」と尋ねてみると、本当の姿が見えてくるかもしれませんよ。

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大事なのは事前の調査と面談時の質問力にかかってきます!

企業の評判と離職率から読み解く実態

会社選びで大切なのは、そこで実際に働いている人や働いていた人の声を知ること。離職率はとても重要な指標です。年間の離職率が15%を超えている会社は要注意です。特に入社1〜3年目の若手が次々辞めていくようなら、何か問題があるかもしれません。口コミサイトをチェックする価値はありますよ。
ただし、口コミを見るときのコツがあります。極端に良い評価や悪い評価だけでなく、中間的な評価に書かれている具体的なコメントが参考になります。「残業は多いけど、その分成長できる環境」「部署や上司によって当たり外れがある」といった、バランスの取れたコメントには信憑性がありますよね。

口コミサイトを複数見比べるするのももちろん良いのですが、転職エージェントに「この会社に転職した人の定着率はどうですか?」と聞いてみるのも効果的です。エージェントは企業の内部事情にも詳しいので、公には出ていない情報を持っていることが多々あります。ちょっとした質問から、見えてくる世界があるかもしれません。

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エージェントは企業の役職者や人事部と会話していることがあるので、
鮮度の高い情報を持っているのが魅力です

やばい会社あるある5選!元ブラック企業社員が語る危険サイン

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「ああ、この会社やばいかも…」と感じる瞬間って、意外と共通点があるんです。ここでは、実際にブラック企業を経験した私の実体験も交えて、典型的な危険サインを5つご紹介します。これらのサインが複数見られる会社は、ちょっと立ち止まって考えた方が良いかもしれません。

異常な労働時間と曖昧な条件提示

最も分かりやすい警告サインは、やはり労働時間です。「うちは定時退社を推奨しています」と言いながら、オフィスに行ってみると夜遅くまで多くの社員が残っている…そんな光景、見たことありませんか?
もちろん部署によって働き方が様々あるので一概には言えませんが、「ノー残業デーを毎週実施しています」と自慢げに言ったと思えば、実際は「その日の仕事は家に持ち帰ってください」が暗黙のルールがあったり。表向きの制度と実態がこんなに違うと、ちょっとショックですよね。

残業代の計算方法も要チェックです。「みなし残業40時間分を含む」と書かれていても、実際は毎月80時間以上残業しているのに追加支払いがない…なんてケースもあります。面接では遠慮せずに「残業時間の管理方法や、みなし残業を超えた場合の対応はどうなっていますか?」と質問してみましょう。はっきりとした回答が得られるかどうかで、会社の姿勢が見えてきますよ。

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世の中変わってきているとは言え、中小零細は体質が変わらない等あるので
要注意です!

社員の様子と職場環境に現れる警告サイン

会社見学や面接で訪れたとき、周りの社員さんの表情はどうでしたか?これ、実は超重要なポイントなんです。笑顔が少なく、社員同士の会話もほとんどない静かすぎるオフィス。または逆に、異様な緊張感が漂っている職場は、何か問題を抱えている可能性が高いです。

社員全員がひたすらパソコンに向かって黙々と作業していて、ランチタイムになっても誰とも会話せず、各自デスクで食事をする。「雰囲気、重いな…」と感じたらやっぱりそうだった、なんてことあります。

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人の直感はあなどれません!

オフィス環境自体も見逃せないサインです。極端に狭いデスク、古びた設備、散らかった書類…。「従業員を大切にする会社です!」と言いながら、実際の職場環境がお粗末だと、言葉と行動の不一致を感じますよね。もし機会があれば、可能な範囲で見ることができれば雰囲気をつかむことができるかもしれません。

入社後に急変する対応と約束不履行

これ、結構あるあるです。「入社前と入社後で態度が180度変わった」というパターン。採用担当者は親切丁寧に対応してくれて、「わからないことはなんでも聞いてくださいね」「しっかりサポートします」と約束してくれたのに、いざ入社すると…「自分で調べろ」といって突き放されるみたいな。
こればっかりは正直入ってみないとわからないのが多いんですが、非常に残念ですよね。

私の過去の経験でもあります。面接では「あなたのキャリアを活かせる部署で活躍してほしい」と言われていたのに、入社したら前職のスキルはほぼ生かすことなく、前時代的な作業ばかり。
「人手が足りないから」という理由でした。結局、スキルを活かすこともなく、今後のことを考えると無意味な時間に感じてきたため…半年で退職しました。

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私自身の実話です。他にも理由はありましたが、残念な気持ちになりました。

こうした事態を防ぐには、大事な条件は必ず書面でもらうことが鉄則。「口頭で言われました」は後から覆されるリスクが高いんです。内定通知書や雇用契約書の内容をしっかり確認して、面接時に説明された条件と違いがないかチェックする。少しでも違和感があれば、遠慮せずに質問してみましょう。その対応でも会社の本質が見えてきますよ。

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言った言わないの世界になると、企業側に入った後は負け戦濃厚です
私は時間の無駄になるな、と思って転職した口です!

福利厚生と待遇の「言葉と実態のギャップ」

「充実した福利厚生!」って書いてあるのに、実は法定福利以外何もない…なんて経験ありませんか?「リフレッシュ休暇制度あり!」と求人に書かれていたのに、実際に申請しようとしたら「今は忙しいから」と何度も却下されて、結局利用することがないまま退職に至る。

注意したいのは、制度はあっても利用しづらい雰囲気がある会社。これは本当に厄介です。育児支援制度が立派でも実際に使った人がゼロ、有給休暇が100%消化できると言いながら部署によっては実際の取得率は30%以下…なんていう会社は、制度と実態の乖離があります。

切り込んだ質問をするのであれば、有給消化率はどうやって計測しているのか?を確認したいですね。見えてくるものがあると思います。

また「実力主義です!頑張れば評価されます!」と言いながら、実際の評価基準や昇給・昇進の条件が不透明なケースも要注意。面接時に「昨年の平均昇給率はどのくらいですか?」「どんな人材が評価され、昇進しているんですか?」と質問してみると、表面的な回答が大多数を占めますが、中には会社の本音が垣間見えることもあります。
質問に明確に答えられない企業は、言葉だけが踊っている可能性があるので気をつけたいところです。

不自然な採用プロセスと面接時の違和感

採用プロセス自体にも、実は大きなヒントが隠されています。「書類選考なし、一度の面接ですぐ内定」みたいな極端に簡素な選考って、ちょっと怪しくありませんか?人材を本当に大切にする会社なら、ミスマッチを防ぐためにも、ある程度丁寧な選考をするはず。
もしくは人手不足が深刻で今すぐにも欲しい!というパターンもあったり。

逆に妙に長くて複雑な選考プロセスであれば安心かというと、そういうわけではありません。
某企業の選考で、一次面接、二次面接、三次面接…と進んだものの、毎回同じような質問をされ、担当者間で情報共有がされていない印象を受けました。組織としての一貫性のなさを感じますよね。
忙しいことはわかるのですが、その忙しさが伝わってしまう瞬間ですね。

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正直、ケースバイケースではあります。
本当にスキルがあると違う角度で声かけられたりすることもあったりします

面接時の違和感も見逃せません。質問に対して具体的な回答を避けたり、批判的な質問をすると急に態度が変わったり。「この会社のデメリットは何ですか?」と聞いたら「特にない」と即答されたときは、正直さに欠ける印象を受けました。完璧な会社なんてないはずですから。

また、基本的な質問(「なぜ当社に応募を?」など)をほとんどせず、すぐに「いつから来られますか?」と入社時期の確認ばかりする面接官も要注意。その会社は人材の「質」より「量」を重視している可能性が高いです。違和感を感じたら、それは大切なサインかもしれませんよ。

転職後の後悔を防ぐための最終確認ステップ

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せっかく内定をもらっても、入社後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔したくないですよね。私も入社したものの、数ヶ月で「失敗した、、、」と感じた苦い経験があります。そうならないために、内定後から入社までの間に、もう一度冷静に確認しておくべきポイントをご紹介します。

内定後・入社前に確認すべき事項

内定をもらったら、まずは契約書をしっかりチェックしましょう。求人票や面接で説明された条件と違いがないか、細かく確認しましょう。特に給与(基本給、各種手当、賞与の条件)、労働時間、休日、福利厚生などは要チェックです。

例えば、「年収600万円」と言われて入社したものの、実際の契約書では「基本給35万円×12ヶ月+業績連動賞与」となっていた場合、「業績連動賞与」が極めて厳しい条件付きだったため、実質年収は480万円程度になってしまったとか。そんなパターンもありえたりします。

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「こんなはずじゃ…」と思っても、
契約書にサインした後では変更は難しいんです。

可能なら、実際に配属予定の部署や直属の上司/リーダーの方との面談をお願いしてみるのがいいですね。採用担当者と現場の雰囲気は違うことも多いので、実際の職場環境を知る良い機会になります。

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ミスマッチが減るので、非常におすすめです!

少しでも不明点や気になることがあれば、必ず入社前に確認しておきましょう。「入社してから聞こう」は危険です。疑問点をしっかり解消してから新しい一歩を踏み出すことで、後悔のリスクをグッと減らせます。

理想の転職を実現するため

ブラック企業を避けて理想の転職を実現するためには、情報収集と自分軸の確立が本当に大切です。「給料が良ければいい」「キャリアになればいい」だけではなく、「自分にとって本当に大切な価値観は何か」を見つめ直してみると、選ぶべき道がクリアになりますよ。

私自身、直近の転職は年収アップを最優先するだけであれば、「今の年収+●00万」オファーなどいくつかありましたが、「仕事とプライベートのバランス/人間関係の良さ」を重視した転職を取り、今はとても充実した毎日を送れています。年収は下がらず、精神的な豊かさを得られました。結果的に、トータルでは大きなプラスになりました。

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自分軸を確立した上で、相手に伝える/伝わることが大事です!

おわりに

最後に一番伝えたいのは、「違和感を感じたら立ち止まる勇気を持つこと」です。「せっかく内定をもらったし…」「転職活動に疲れたから、もういいか…」なんて妥協してしまうのは本当にもったいないです。自分の直感や違和感を大切にしてください。

転職市場は今、売り手市場と言われています。焦らなくても、あなたに合った環境は必ず見つかります。今回の転職が失敗しても、また次があります。大切なのは自分の時間と健康、そしてキャリアを守ること。ぜひ慎重に、でも前向きに転職活動を進めてくださいね。

あなたの理想の転職が実現することを、心から応援しています!

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